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2023年(令和5年)度の国の年金資産の運用結果は単年度で過去最高の45兆4,153億円の運用収益になったと公表されました (年金積立金管理運用独立法人) 

2024/07/05

令和5年7月5日に国の年金資産の運用をおこなっている年金積立金管理運用独立法人より国の2023年(令和5年)度の年金資産の運用結果が公表されました。

それによりますと2023年度1年間(令和5年4月〜令和6年3月)の国の年金資産の運用状況は以下の通り過去最高の黒字となりました。

◎収益率+22.67%(前年度+1.50%)
◎収益額+45兆4,153億円(前年度+2兆9,536億円)
◎2023年度末現在の年金資産額総額245兆9,815億円(前年度末200兆1,328億円)
  • 2023度の年金資産の運用で45兆4,153億円の運用収益となりましたが、この収益は売買による実際の収益ではなく、年度末に保有している年金資産を評価したときの収益となります。

ちなみに2001年度から2023年度までの23年間の通期による資産運用結果は収益率で+4.36%、累積収益額では+153兆7,976億円となっております。

以上のように、年金資産の運用は長期間の運用スタンスで見てもプラスになっています。

また、令和5年度末の運用している資産の構成割合は次のようになっております。

年度末 国内債券 国内株式 外国債券 外国株式 短期資産 合  計
2023年(令和5年)度末 26.95% 24.33% 23.86% 24.86% 0.00% 100.00%
2022年(令和4年)度末 26.79% 24.49% 24.39% 24.32% 0.00% 99.99%
2021年(令和3年)度末 26.33% 24.49% 24.07% 25.11% 0.00% 100.00%
2020年(令和2年)度末 25.92% 24.58% 24.61% 24.89% 0.00% 100.00%
2019年(令和元年)度末 23.87% 22.87% 23.42% 23.90% 5.95% 100.00%

年金資産運用の詳細についてご覧になりたい場合は下記をクリックしてご覧ください。

2023年度業務概況書 (年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)ウェブサイト)

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